デイライトキッチン@渋谷(閉店)

渋谷

ファッロのパン

渋谷にファッロでパンを作る店があると聞いた。
私たちが普段食べているパンは、長年品種改良を重ねてきた小麦で作られている。そういった小麦は体にあまりよくない。ということがわかってきて、最近では小麦を避ける食生活をする人が増えている。

小麦には色々な品種があって呼び方も統一されていない。ファッロはスペルト小麦という、品種改良が施される以前の古代小麦のイタリア語名だと私は思っていた。
しかし古代小麦にも色々な種類があり、実はファッロはスペルト小麦、エンマー小麦、アインコルン小麦などの総称だともいう。
この他にもサラゴッラ小麦や、カムット小麦などの古代小麦がある。。

現代の小麦は品種改良によって小麦のたんぱく質であるグルテンの成分の1つ「グリアジン」の量が増えているそうだ。これが体にあまりよろしくないさまざまな影響を与えるということで、古代から姿の変わっていない古代小麦ではその影響がかなり少ないとみられている。

私も体調を整えるために出来るだけ小麦製品を摂らないようにしている。といっても、できる範囲でだけど。。あまりストイックになるとストレスになりますからね。
パンもあまり食べないようにしている。でも、たまに食べたくなる。
そんなわけで、さっそくそのお店を訪ねることにする。

 

ナチュラルな雰囲気のオーガニックカフェ。

名前は「daylightkitchen デイライトキッチン」
渋谷の繁華街を外れて、代官山に向かう裏道にあって静かな雰囲気。

 

入り口近くにパンを並べた棚が。。

 

これですね。「ファッロのナチュール」
他にも色々な種類のパンが。ファッロのパンはフルーツの入ったものとこちらのナチュールの2種類のようだった。

せっかくなのでお茶もして行きましょう。
渋谷で静かにくつろげるカフェを見つけるのはなかなか難しいけれど、こちらは緑が多く広々したテラスもあってお天気がよければ外でお茶もよさそう。

 

スタッフに尋ねるとほとんどのスイーツには小麦粉、卵、生クリームを使っているとのこと。
唯一小麦粉を使っていないという「米粉のマフィン」とオーガニック栽培のコーヒーを選ぶ。
まずコーヒーを運んできてくれる。残念ながら、フレンチプレスで淹れたコーヒーは味も香りもあまり感じられない。しかもオーダーしたマフィンは忘れられていたようでかなり待ってから登場したので、その頃にはコーヒは冷めていました。。
マフィンはさすがによく温まっていてほんのり甘酒の香りがしたのがよかったけれど、米粉のお菓子にありがちなべたつきが気になる。。。

 

コーヒとマフィンにはあまり満足がいかずにお店を後にしたけれど、帰ってから温めなおしたファッロのパンはとても美味しかった。
生地はぶどうの酵母で発酵させたそうで酸味と粉の香り、プツプツとした表面の歯ざわりがよい。
軽くトーストしてチーズを乗せ、ワインのお供にしてみた。

古代小麦のよいところは他にもあって、オーガニック栽培のものが多いという点。古代小麦は外皮がとても硬く、害虫や病気などの影響を受けにくいので農薬を使わなくても育てやすいのだそうだ。
とはいえ古代小麦にもグルテンの元になるグリアジンがないわけではない。小麦を排した食生活「グルテンフリー」を徹底し、グルテンの元になるものはすべて排除する向きもあるようだ。
でも、なるべく昔のままの姿の古代小麦を選ぶようにすれば、自然なバランスで栄養分が含まれているのではないかしら。。
エスカレートする品種改良によって小麦はアンバランスな状態になっている。私たちの体がそれを拒否してアレルギーをはじめとする不調を訴えるようになっているのではないかな。
小麦を食べたくなったら色々な古代小麦を少し楽しんでみるのもよいと思う。

 

「daylightkitchen デイライトキッチン」

 

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