Blanc ブラン @ 虎ノ門

銀座・新橋

新橋、虎ノ門の一帯は幹線道路が新しく開通したり、高層ビルが次々とできている。特に数年前に虎ノ門ヒルズができてからは加速度的に開発が進んでいて、行くたびに街の景色が違うような気がする。ついこの間はあったビルがなくなっていて、さらに高いビルを建てる工事が始まっている。という感じ。

林立するビルを見上げて少しくらっとしながら歩いていると、ふと入り込んだ路地裏の角になにやら良さそうな気配のお店が。。いい予感がするぞ。

一目見るとパン屋さん

店先のカウンターに割と小さなサイズのかわいいパンがコロコロと。。という感じで並べられている。パン屋さんかな?

トントンとガラス戸を叩くと中にいるお店のひとが顔を出してくれる。

パンはここでガラス窓越しに購入可能。そして角を曲がるともう一つ入り口がある。とってもちいさなビストロだ。

どうやらパン屋さん兼ビストロらしい。

カウンターの中には、パン職人さんらしき方、シェフらしき方。2人の男性がお仕事中。

今日はここでお昼ご飯にしましょう。

ランチメニューは3種類。「リヨン風サラダ」「ジビエの赤ワイン煮込みカレー」「国産牛のハンバーグ」。

ジビエ(今日は鹿肉だった)のカレーが食べたいなぁ。と思ったけれど売り切れだそうで、「リヨン風サラダ」を選ぶ。

(ちなみにカウンター越しに目に入ったハンバーグの材料と思しき粗挽き肉もなかなか美味しそうなお肉でした。)

まずはちいさな器に入った人参のポタージュと数種類のパンが運ばれてくる。

ポタージュはさらりとしてホッとする味わい。パンはどれもふんわり柔らかくて優しいあまみ。

続いてサラダ。

リヨン風サラダにはポーチドエッグとベーコンが載っていることが多いけれど、このサラダはレタスと水菜のふわふわのクッションの上に、フライドエッグとジャンボンブラン(普通の白ハム)が載っている。

早速いただきましょう。

美しい色が目を惹く根菜はソテーしてある。白いのがかぶ。赤いのと、それからお皿の左上のあたりにあるグリーンのが大根。このグリーンの大根は珍しいなあ。小さくてかわいいけれどしっかり大根の味がする。

これらの野菜は無農薬で栽培されたもので高知県から送ってもらっているのだそう。

高知県というとナスやピーマンなど夏野菜のイメージがあるが、冬野菜もおいしい!

ソテーの加減がほどよくて、野菜の凝縮したあまみが引き出されていてじんわりくるおいしさ。。

ホワイトバルサミコの優しい味のドレッシングと調和していてとてもいい。

途中からトロトロの卵も崩して食べ進んだ。

よい材料を使って、旨味を引き出すために最小限の調理をする。サラダはシンプルなだけに、味付けや調理にデリケートな加減が必要だなあ。と改めて思う。

このリヨン風サラダはよい加減でとても美味しくてかなり満足。一皿だけどおなかもいっぱいに。。

ごちそうさま。

ちなみにジャンボンブランは田園調布で人気のシャルキュトリー(シャルキュトリーは豚肉やカモなどの肉を加工したもの。ハムやソーセージやパテなど。。)「メッツゲライ ササキ」のものだそう。しかしかなりの薄切りのため歯ごたえもなく、あまり味わえなかった。もうほんの少しだけ厚切りだったら~。

 

Blancでは、夜はお料理と自慢のパンでカジュアルにワインが楽しめる模様。。

伺うと、メニューはシェフのインスピレーションに従ってわりと頻繁に変わるそうだから、ふらりと訪ねてみると思いがけない一皿に出会えるかも。

お店を出るとランチを終えて満足げな笑顔の人々で、通りは結構賑わってる。

この辺りは古いオフィス街だから、裏通りにはぎっしりと小さな食べ物屋さんがあるのだ。

上を見上げると目の前は虎ノ門ヒルズ。ほかにもにょきにょきと、ビルがまるで生えているみたい。ビルの森の中にいるみたいだ。少し散歩でもしてみようかな。。

 

お店の情報

「Blanc ブラン」

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